■Career (2)

■30’s サッカー観戦好きから、高校サッカー指導の書籍上梓

 スペイン滞在中、よくテレビでサッカーを見ていましたが、ルールがよくわからず……。そこで、帰国後、ルールを覚えるためにサッカー審判の講習を受けて、4級審判の資格を取りました。資格を取得すると、中学校のサッカーの試合の線審に呼ばれました。

 その延長で、Jリーグをよく観に行くようになり、高校サッカーも見ているうちに、長崎県国見高校の練習を何度も取材しました。小嶺忠敏監督であり校長(当時)の「『挨拶』と『掃除』で手を抜かない教えこそ、ライン際のボールを必ず丁寧に拾えることにつながる」と気づき、ぜひ小嶺流指導法を書籍にしたいと申し出て、取材・執筆まで手掛けた書籍が『国見発 サッカーで人を育てる』(NHK新書、2004年、5刷)です。


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