ABOUT
◆医療・介護ジャーナリスト:1966年生まれ、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了(システムデザイン・マネジメント学修士)
・医療・健康・介護分野における記事、および、人間ドキュメント、ノンフィクション記事をさまざまな新聞・雑誌・インターネットサイト・単行本で執筆。このほか、医療倫理に関する教材作成、講演やシンポジウム登壇(学会、医療・職能関係団体、医療機関、大学の授業、市民講座等)。
・近年は教育に関心を持ち、特に「ダイバーシティ(多様性の尊重)&インクルージョン(一人一人を包み込む)な教育」について鋭意取材中。
*医療で得意なテーマは「がん」「脳卒中とリハビリ」「認知症」「チーム医療」「在宅医療」。
*介護は2013年初任者研修を経て、同年~現在、認知症グループホーム、訪問介護、特養、デイホームで稼働経験あり。介護福祉士。
*日本臨床倫理学会会員、日本臨床栄養代謝学会会員、医学ジャーナリスト協会会員
■Career
【著作】
2004年 『国見発 サッカーで人を育てる』(NHK新書、5刷)
*長崎県国見高校の元校長でサッカー部総監督の小嶺忠敏氏(現在は長崎総合科学大学特任教授)の「サッカー指導による人間教育」を紹介。小嶺氏は同校在職時の16年間で、全国高校サッカー4300チーム中、17回の全国優勝を果たしたため、日本一になるためのチームのつくり方を深く取材した。Amazonはこちらです
2007年 『がん闘病とコメディカル 医療最前線からの提言』(講談社新書)
*本書では「病気になったら、病院のコメディカル(医師以外の医療職)に相談しよう」を社会に提案するため、病院で働く16職種(例えば、ソーシャルワーカー・管理栄養士・言語聴覚士等)について「どんな仕事をして、どのようなことを相談できるか」、がん患者とのエピソードを紹介している。
チーム医療に患者が参画できるように、さらに、病気になっても「あなたは、ひとりではない」を伝えたくて、本書を企画し執筆した。患者会や医療関係の学会で好評を得たほか、大学入試問題で文章の抜粋が出題された。Amazonはこちらです
2011年 医師以外の医療職の職能団体をまとめた「チーム医療推進協議会」設立し、3年間、運営および広報を支援。
2013年 『チーム医療を成功させる10か条ー現場に学ぶチームメンバーの心得』(中山書店、5刷)
*病院にチーム医療は導入されたが、「チームがうまくいかない」と病院取材や講演現場で聞くことが多かった。そこで、全国の病院取材の中から好事例を紹介する連載をしたところ、共通点が見られたため10か条として紹介した。大学の授業のサブテキストとしてロングセラーになっている。Amazonはこちらです
2019年 『空飛ぶクルマのしくみ-技術×サービスのシステムデザインが導く移動革命-』 (日刊工業新聞社、3刷)共著
*「空飛ぶクルマ」とは、空を飛べて地上も走る乗り物で、ヘリコプターのように垂直に離着陸する。近年、自動車はCO2排出量減少対策のため、ガソリンでなく電動化し、運転手なしの無人化が進む。次は渋滞の回避、地域間を結ぶ交通手段、離島交通等で空を飛ぶ。海外では機体が開発され、国内でも2025年大阪万博での利用を見込まれるため準備が進む。本書は新しい交通手段を構築するとき、どのようにシステムをデザインするかを紹介する。Amazonはこちらです
【スペイン語通訳・翻訳】
1996年 スペイン・バレンシア 私立小学校で日本文化・日本語を教える教員として留学
1997年 サッカー4級審判員合格
2002年 サッカーFIFA World Cup 通訳
2007年 『きみは、太陽のようにきれいだよ』(童話屋)(原著”Abuelos”, Kalandraka,Spain)
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2007年 『¡A BAÑARSE!』(TARO GOMI)(原著『そら、はだかんぼ』五味太郎,偕成社)
2008年 『¿QUIEN HABLA?』(TARO GOMI)(原著『からだのみなさん』五味太郎,福音館書店)
2009年 『カタルーニャの物語 まつの木の巨人』(Azake Ediciones)
『カタルーニャの物語 パトゥフェの冒険』(Azake Ediciones)
『カタルーニャの物語 サンジョルディとドラゴン』(Azake Ediciones)
■Life history 常に変化していく、わたしです
◇20’s スペインの陽気さに惹かれて留学
学生時代はイベントMCやサテライトスタジオのDJのアルバイトを。
将来はアナウンサーやキャスターになるという夢を持っていましたが、卒業後は出版社へ。
スペイン語を学び、スペイン・バレンシアの小学校で日本文化や日本語を教えました(詳しくはこちらへ)。
◇30’s サッカー観戦好きから、高校サッカー指導の書籍上梓
サッカー観戦が好き過ぎて、毎週試合を観に行くうちに、4級審判も取得。
「長崎県国見高校は全国高校サッカー4300チーム中、どうして17回も全国優勝を果たしたのか」、同校元校長でサッカー部総監督の小嶺忠敏氏(現在は長崎総合科学大学特任教授)を取材し続けて「サッカー指導による人間教育」の書籍を執筆した(詳しくはこちらへ)。
◇40’s 「チーム医療とメディカルスタッフ」を社会に伝える
「病気になったとき、医師や看護師以外の職種にもっと相談できる」と気付き、どんな職種に、どんな相談ができるか、多くの具体的なエピソードをまじえて紹介した書籍『がん闘病とコメディカル 医療最前線からの提言』(講談社新書)を執筆(詳しくはこちらへ)。
◇50’s 大学院で「システムデザイン・マネジメント学」を学ぶ
慶應SDM研究科のシステムデザイン・マネジメント学では、社会やビジネス、地域、商品づくりをシステムと捉えたとき、どんな仕組みを構築し、どのようにマネジメントすればいいかを学ぶ。わたしは病院のチーム医療の実践について社会調査を実施し、チーム論、組織論、行動変容などに関する論文を執筆(詳しくはこちらへ)。